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再生医療をはじめとした新しい医療において、iPS細胞は、新しいツールとして大きな注目を集めています。様々な病気を対象にiPS細胞を使った研究が行われていますが、そもそもiPS細胞を使うとどういうことができるのでしょうか?
例えば、筋ジストロフィーやミオパチーなどの筋疾患の治療を目指す研究のなかで、iPS細胞は、どのような役割を担っているのでしょうか。最先端の研究現場から私たちの暮らしに繋がる道のりはどのようなものなのでしょうか。
さらに、私たちの身近なところで、どのような研究が進んでいるのでしょうか。
出張CiRAカフェ × 聞イテミル・考エテミル!?「iPS細胞の現在:筋疾患治療に挑む」は、気軽に参加できる!をコンセプトに、身近な研究からiPS細胞研究まで最先端の筋疾患研究について聞いてみて、考えてみて頂くための小さな交流企画です。
まずは、iPS細胞の基礎知識から最先端の筋疾患の現状とこれからについて、京都大学iPS細胞研究所の堀田秋津 講師 (臨床応用研究部門)と和田濵裕之 サイエンスコミュニケーター(国際広報室)がお話しします。
さらに、熊本大学で行われている研究について、山下 賢准教授(熊本大学大学院 生命科学研究部 脳神経内科学分野)からご紹介頂きます。
個人的な医療相談にはお答えできませんが、iPS細胞をはじめとする最先端の筋疾患研究について、わかりやすく紹介するとともに、みなさんとこれからの研究について考えたいと思います。
iPS細胞ってなんだろう?という方も、第一線の研究について聞いてみたい方、考えてみたい方も、是非お気軽にご参加ください。
- 日時
- 2019年3月17日(日)
- 場所
- 熊本市現代美術館 アートロフト
熊本市中央区上通町2番3号 びぶれす熊日会館3階
- 対象
- 筋疾患の患者さんやご家族、あるいは筋疾患研究に関心をお持ちのすべての方
- 定員
- 20名程度(先着順)
- 参加費
- 無料
- 主催
- ・京都大学iPS細胞研究所
・聞イテミル・考エテミル!?「iPS細胞の現在:筋疾患治療に挑む」実行委員会
- 登壇
- ・堀田 秋津 講師(京都大学iPS細胞研究所 臨床応用研究部門)
・山下 賢 准教授(熊本大学大学院 生命科学研究部 脳神経内科学分野)
・和田濵 裕之(京都大学iPS細胞研究所 国際広報室)
- 司会
- 東島仁(山口大学)
- 備考
- 本企画は,京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と,文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究 システム癌新次元「ゲノム解析の革新に対応した患者中心主義ELSIの構築」、同挑戦的研究(萌芽)「責任ある研究・イノベーションの実現に向けた日本の研究者と疾患当事者の関係構築」が開催します。