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iPS細胞は、再生医療をはじめとした新しい医療を実現する重要な手段の1つとして大きく注目されています。
では、iPS細胞とはなんなのでしょうか?筋ジストロフィーやミオパチーなどの筋疾患の治療を目指す研究のなかで、iPS細胞は、どのような役割を担っているのでしょう。再生医療の現場から私たちの暮らしに繋がる道のりはどのようなものなのでしょうか。さらに、私たちの身近なところで、どのような研究が進んでいるのでしょうか。
出張CiRAカフェ × 聞イテミル・考エテミル!?「iPS細胞の現在:筋疾患治療に挑む」は、気軽に参加できる!をコンセプトに、身近な研究からiPS細胞研究まで最先端の筋疾患研究について聞いてみて、考えてみて頂くための小さな交流企画です。
まずは、iPS細胞の基礎知識から最先端の筋疾患の現状とこれからについて、京都大学iPS細胞研究所の櫻井英俊 准教授 (臨床応用研究部門)と和田濱裕之 サイエンスコミュニケーター(国際広報室)がお話しします。
さらに、国立病院機構仙台西多賀病院等で行われている研究について、高橋俊明 医師(脳神経内科)からご紹介頂きます。
個人的な医療相談にはお答えできませんが、iPS細胞をはじめとする最先端の筋疾患研究について、素朴な質問から高度な質問まで、できる限りわかりやすくお答えします。
iPS細胞ってなんだろう?という方も、第一線の研究について聞いてみたい方、考えてみたい方も、是非お気軽にご参加ください。
- 日時
- 2018年8月26日(日)
- 場所
- TKP仙台カンファレンスセンター カンファレンスルーム3
(宮城県仙台市青葉区花京院1-2-3 3階)
アクセス https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-sendai/access/
- 対象
- 筋疾患の患者さんやご家族、あるいは筋疾患研究に 関心をお持ちのすべての方
- 定員
- 20名程度(先着順)
- 参加費
- 無料
- 主催
- 京都大学iPS細胞研究所 & 聞イテミル・考エテミル!?「iPS細胞の現在:筋疾患治療に挑む」実行委員会
- 登壇
- 櫻井英俊(京都大学iPS細胞研究所)
「筋疾患治療への道を拓く」
高橋俊明(国立病院機構仙台西多賀病院)
「一般病院で行っているiPS細胞につながる研究」
和田濱裕之(京都大学iPS細胞研究所)
「1からわかるiPS細胞のお話」
*少しだけ、話題提供者:
東島仁(山口大学国際総合科学部)
「市民・患者さんと研究者の交流が大切な理由」
- 備考
- 本企画は、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と、文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究 システム癌新次元「ゲノム解析の革新に対応した患者中心主義ELSIの構築」、同挑戦的研究(萌芽)「責任ある研究・イノベーションの実現に向けた日本の研究者と疾患当事者の関係構築」が開催します。