2017年3月18日(土)

聞イテミル・考エテミル!?:自閉スペクトラム症の現在と未来

この企画は終了しました
リーフレット

「自閉スペクトラム症」、「アスペルガー症候群」、「広汎性発達障害」とは、どのような状態を指しているのでしょうか。あなたは、なにを知りたいですか。障害の様々な側面が解き明かされることで、私たちの生活は、社会はどのように変わる可能性があるのでしょうか。

2013年5月、自閉性障害やアスペルガー障害等は、「自閉スペクトラム症」と呼ばれるようになりました。このような変化以外にも、自閉スペクトラム症について多種多様な研究が、世界各地で進んでいます。
そのような研究を支えるのは、自閉スペクトラム症をもつ人々、家族、支援・教育現場などとの研究者のパートナーシップです。

聞イテミル・考エテミル!?:自閉スペクトラム症の現在と未来」では、自閉スペクトラム症の測り方や診断基準、脳や身体のメカニズム、遺伝子や分子、ゲノムなどの研究、そして研究と生活の関わりや当事者研究について、最先端の情報をお届けします。
さらに、研究が、私たちの生活とどのように繋がっているのかについて、周りの参加者と気軽に話したり、疑問をまとめたり、第一線の研究者と語り合う場を設けます。
この機会に、科学が解き明かしつつある自閉スペクトラム症の今に触れ、自閉スペクトラム症をめぐる科学と私たちの未来について考えてみませんか?

日時
2017年3月18日(土)
場所
大阪大学中之島センター 講義室304(大阪市北区中之島4-3-53)
対象
どなたでもご参加頂けます
※第二部は、第一部参加者のみご参加頂けます。
定員
70人
参加費
無料
主催
聞イテミル・考エテミル!?:自閉スペクトラム症の現在と未来」 実行委員会
当日の流れ
第一部「講演の部」 9時40分-12時40分(9時20分開場)
※第一線の研究者Talkを聞きたい!方向け

講師
片山泰一 氏(大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科)
横山茂 氏(金沢大学子どものこころの発達研究センター)
義村さや香 氏(京都大学大学院医学研究科)
浦野茂 氏(三重県立看護大学看護学部)

第二部「一緒に考える部」 14時00分-17時00分(13時45分開場)
※自閉スペクトラム症の研究について、他の人達と一緒に考えたり、第一線の研究者と対話したりしてみたい!方向け(定員25名)

※第二部は、第一部参加者のみご参加頂けます。

※第二部には「話しやすい場づくり」が得意なファシリテーターがつきますので、お一人でお気軽にご参加頂けます。第二部の話し合い結果は、実行委員会から研究者に届けます。

※第二部は、発達・就労等の個人の状況改善を目的とする相談会ではありませんのでご注意ください。当日の話題は、司会並びにファシリテーターが提供し、プログラムに従って進めます。入退室等は自由にして頂けますが、企画進行を円滑に進めるために、皆さまのご要望に沿えない場合もありますのでご了承ください。
備考
本企画は、科学研究費「ゲノム解析の革新に対応した患者中心主義ELSIの構築」、「現代日本の生命医科学における疾患当事者の研究参画の研究」の支援を受けて開催します。